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カーデザインの仕事ってどんなもの?

売れる車に必要な要素の1つとしてあげられるのがデザイン。乗用車だと2~3年、商用車だと10年でフルモデルチェンジが行われ、デザインもガラッと変わります。その時々でトレンドも変わるため、時代とニーズに合ったデザインを生み出さなくてはいけません。そこで欠かせないのがカーデザインの仕事。担当者は設計の前段階から自動車全体のデザインを決めていきます。もちろん自動車に使われている数万点の部品すべてをデザインしている訳ではありません。主にボンネットやドア、ヘッドライトなどの目に見える外観部分(意匠面)を担当しています。

車のデザイン

「設計者が部品の形状などを自由に考えているのではないか?」と考えている人もいるかもしれません。確かに設計者は性能やレイアウトを見つつ部品の形状を決められるのですが、それは外側から見えないところの部品に限った話。デザイナーがつくった意匠面を最大限保ちながら、十分に満足できる性能を持った部品を作るのが設計者の仕事です。設計者とカーデザインの仕事の棲み分けはこういった点にあります。

設計者になるためには機械系や電気系などの理系学部を卒業しているなどの条件を満たしている必要があります。一方、カーデザインの仕事に就くにはデザイン関連の大学や専門学校で工業デザインを学んだり、会社で工業デザインに携わったりしていなくてはいけません。本気でカーデザインに携わりたいならしっかり知識とスキルを身につけておく必要があるでしょう。そこでおすすめしたいのが、国際工科専門職大学のカーデザインコースです。トヨタ自動車などのトップ企業と連携しており、最新技術の実践力やデザイン力などの専門的な力を身につけることができます。国際的に活躍できるカーデザイナーになれるかもしれません。

車の見た目を創り上げるカーデザインの仕事は隠れた花形職。ただ仕事内容についてはあまり知られていない部分もあります。もし少しでも興味があるなら勉強を重ね、カーデザインとは何かをしっかりと自分なりに理解しておくことをおすすめします。